筆者はドラゴンボールやスラムダンクをリアルタイムで読んでいた世代のオッサンです。
僕と同年代の人ですと、ジャンプはとっくに卒業したという人も多いのではないでしょうか。
アニメでしたら尚更ですよね。
けれど今のジャンプアニメって信じられないくらいクオリティが高いんですよ。
ということで今でもアニメを見まくってる僕が、オススメの比較的新しいジャンプアニメを紹介していきます。
今回紹介するのは2010年以降に放送された週刊少年ジャンプアニメに限定させていただきます。
オッサンが昔のジャンプアニメを懐かしむってのではありませんのでご了承ください。
それではさっそくいってみましょう!
Dr.STONE

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
放送年 | 2019年 |
話数 | 全24話 |
突如起こった謎の現象により全人類が石化。
そこから3700年が経過して、石化から復活した主人公の千空(せんくう)たちが科学の力で文明を復興させていきます。
個人的に序盤の超展開ぶりがイマイチ受け入れられず、最初の数話はいつ面白くなるのこれ?って思いながら見てました。
そう思ってたらすぐに面白くなりました(笑)
石化していない人々が暮らす村に千空がたどり着くのですが、そこからの盛り上がり方ハンパないです。
3700年後の文明が衰退した世界で、千空は科学知識を使い少しずつ文明をよみがえらせていきます。
もうこの復興していく過程が面白いのなんの。
科学という要素を前面に押し出しながらも、熱く感動的な展開も盛りだくさんで控えめにいって最高過ぎました。
神回しか作れねーのかこのアニメスタッフ
アニメ第2期も2021年に放映予定ですので、見てない人はぜひ今のうちに!
ハイキュー!!

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会・MBS
放送年 |
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話数 |
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原作が大人気のうちに最終回を迎えたばかりのバレーボール漫画「ハイキュー!!」。
僕が「ハイキュー!!」にハマるキッカケになったのはアニメからでした。
正直、アニメ見る前はキャラクター人気だけの作品だと思ってました。
ホントすいません。
アニメの1話を見たら、もうビックリしました。
とにかくイキイキとした躍動感あふれる動き。
バレーボールを打つときの迫力。
ス、スゲーわこれ!!!!
そして主人公コンビの日向・影山をはじめとする烏野高校バレーボール部メンバーが、オッサンの僕から見てもホント魅力的なんですよね。
こんなんキャラ人気でるに決まってますわ。
ただですね、ツッキーこと月島ってキャラだけは何で人気あるのか分かんなかったんですよ。
めっちゃ冷めてるしひねくれてるし嫌なヤツだよなぁ~と思いつつ見てたんですよね。
でも、とある試合でいつもはクールなツッキーが思わず叫ぶシーンがあるんです。
ここは見ていたボクもよっしゃー!!!!!という感じでテンション爆上がりしました。
それから一気にツッキー好きになりましたね(笑)
途中からはツッキーの話ばかりになってしまいましたが、ホンットめちゃくちゃ熱いよく出来た作品なのでぜひ見てください。
さんざんツッキーのこと語っておいて何ですが、僕のイチオシキャラは縁下です。
ジョジョの奇妙な冒険

©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
放送年 |
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話数 |
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原作漫画が少年ジャンプに連載されていたのは1986年からですので、ドラゴンボールスラダン世代であれば原作をリアルタイムで読んでいた人も多いでしょう。
これまでに原作第5部の黄金の風までがアニメ化されています。
しかしジョジョがテレビアニメ化されたのは非常に遅く、第1部のファントムブラッドですら2012年のこと。
アニメの方は見たことがない人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
このアニメ版ジョジョなのですが、ハッキリ言ってどのシーズンもクオリティが高く、原作愛が伝わりまくってくる素晴らしい出来です。
第1部から順に見てもいいですし、自分の好きなシーズンだけ選んでも問題ないでしょう。
とりあえずどれかを見てみたい人にひとつだけオススメするのであれば、最新作である「黄金の風」ですね。
「黄金の風」は原作漫画の第5部のエピソードをアニメ化した作品です。
第5部とはいっても第4部までとの繋がりはそんなに多くはないので、ジョジョを初めて見る人でも話についていけないということはありません。
主要キャラクターたちは「スタンド」と呼ばれる何かしらの特殊能力を持っているということさえ知っていれば十分でしょう。
主人公のジョルノ・ジョバーナがギャング組織のトップに上り詰めていくというのが「黄金の風」の物語です。
イタリアを舞台にした風景は美しく、ジョジョならではの個性的なバトルの数々に目を奪われるはず。
上でもちょっと触れたようにジョジョのアニメはどれも原作愛にあふれているのですが、この黄金の風は作っている人たちが原作好き過ぎて原作超えちゃった感があります。
ギャングダンスやドッピオの「とうおるるるるるるるる」など数々の名シーンが期待を上回る出来で映像化されていて、原作ファンには感無量でしょう。
声優さんたちの熱演も素晴らしく、初めて見る人でもドはまりすること間違いありません。
食戟のソーマ

©附田祐斗・佐伯俊/集英社・遠月学園動画研究会
放送年 |
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話数 |
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僕はミスター味っ子とか焼きたてジャパンとかが大好きなのですが、言ってしまえばこれはそういう作品のジャンプ版です。
料理バトルものってネタアニメと思われがちですが、食戟のソーマはこの料理バトルがとにかく熱くて最高に盛り上がるんですよね。
料理専任の作画監督がいるくらい料理描写にも気合が入っていますので、お腹をすかせた状態で見るのは危険でしょう。
さらに原作漫画の作画を担当する佐伯 俊(さえき しゅん)先生が成年マンガ出身だけあって女の子めちゃかわいいです。
料理を食べた後のリアクションで何故か服が脱げるのでサービスも満点。
もちろん男が食べてもちゃんと脱げますのでそっちを期待している方もご安心ください。
HUNTER×HUNTER(2011年版)

©POT(富樫義博)1998-2013年©ハンター協会2013
放送年 | 2011-2014年 |
話数 | 全148話 |
ハンター×ハンターはこれまでに2度アニメ化されているんですが、今回紹介するのは後から作られた方のアニメです。
といっても1作目の続きから始まるのではなく、もう一度原作の最初からアニメ化されています。
ですのでハンター×ハンターを全く見たことがなくても、こっちから入って問題ありません。
原作ファンからとりわけ人気が高い「キメラアント編」までアニメ化されているのは、2011年版のアニメのみですので、これから見るのなら絶対にこちらをオススメします。
僕は原作を読んで内容を知っていたのですが、それでもキメラアント編のラストはボロ泣きしてしまいました。
初めて見る人は涙腺が崩壊するのではないでしょうか。
この素晴らしいラストシーンをここまで見事に映像化してくれたアニメスタッフにはホント感謝しかありません。
一日一万回感謝の正拳突きしたいくらいですね。
鬼滅の刃

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
放送年 | 2019年 |
話数 | 全26話 |
近年のジャンプアニメを語るならやはり鬼滅の刃は外せないでしょう。
最新のアニメ技術で描かれる剣劇シーンはまさに美麗。
日本画が動いていると評されるのも納得です。
るろうに剣心大好きオッサンの自分としては、ジャンプの剣劇アニメをまた見れたことが素直に嬉しかったですね。
というかクオリティ高過ぎてうらやましくなりました。
このクオリティでるろ剣リメイクしてほしいわ~
主人公の炭治郎(たんじろう)のひたむきで真っすぐな感じは、今の時代にはむしろ新鮮に映るかもしれません。
僕のようなオッサンは炭治郎のThe王道主人公っぷりにどこか懐かしさを覚えてしまいました。
そして禰豆子かわいい。
原作は惜しまれつつも最終回を迎えましたが、アニメの方は劇場版「無限列車編」が大ヒット公開中で、まだまだ鬼滅人気は続くでしょう。
まだ見てないよっていう人も、今から見始めて全然遅くないんじゃないでしょうか。
そして禰豆子かわいい。
ONE PIECE FILM Z

©尾田栄一郎/2012 「ワンピース」製作委員会
公開日 | 2012年12月15日 |
劇場版 第12作目 |
最後に紹介するのはジャンプの大看板漫画ワンピースの劇場版アニメです。
この「ONE PIECE FILM Z」は、2009年に公開した劇場版「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」に引き続いて、原作者の尾田栄一郎先生自らが監修しました。
ファンからは、「ONE PIECE FILM Z」こそ劇場版ワンピース最高傑作との呼び声が高いです。
元海軍大将のゼットという劇場版オリジナルキャラクターが、今回のラスボスになるんですがこのキャラがめちゃくちゃ渋くてカッコいいんですよね。
この映画を最大限に楽しむための予備知識として、ある程度(少なくとも頂上戦争まで)原作を読んでいた方がいいでしょう。
僕はかなりワンピース好きなんで映画館まで足を運んで、若い子や家族連れに混ざってオッサン独りで観賞しました。
で、どうだったのかというと・・・
まさかオッサンになって映画館でワンピース見て泣きそうになるとは思わなかった(笑)
映画の最後の方は涙こらえるのにホント必死でしたね。
だって家族連れや中高生がメインの客層の中で泣いてるオッサンの姿を想像してみてください。
だから映画の終盤では涙こぼれないようにずっと首を真上に向けて見てました(笑)
家で見るのなら問題ないでしょうが、電車の中とかじゃ見ない方がいいかもしれませんね。
おわりに
いかがでしたでしょう。
以前の僕は、あの頃のジャンプは良かったな~とか昔のアニメの方が面白かったな~とか思いがちでした。
でも実際には今も昔も面白いんですよね、ジャンプ漫画もジャンプアニメも。
さすがキングオブ少年誌。
もしこの記事を読んで少しでも今のジャンプアニメに興味を持ってくれたら嬉しいですね。