魔法少女はもう飽きた?そんなあなたにオススメしたい魔女アニメ5選

アニメ
©白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

いい歳こいて魔女っ子アニメが大好きなオッサンは誰でしょう?

「そう、私です。」

ということで、鬱展開やダークな雰囲気の魔法少女モノばかりじゃなく、もっと楽しい魔法アニメが見たいんだよ!って方のために魔女が活躍するオススメ作品を紹介させていただきます。

魔女っ子萌えな人も魔法やファンタジーが好きな人もぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいですね。
それでは早速いってみましょう!

 

魔法使いTai!

発売時期(OVA)
放送年(テレビシリーズ)
  • 1996-1997年:魔法使いTai!(OVA)
  • 1999年:魔法使いTai!(テレビシリーズ)
話数
  • 全6話:魔法使いTai!(OVA)
  • 全13話:魔法使いTai!(テレビシリーズ)

 

突如、宇宙より謎の超巨大物体「ツリガネ」が地球へとやって来ます。
ツリガネは特に何をするわけでもなく、害も無いので人々はいつもと変わらない日常を過ごしていました。
しかし、都立北野橋高校の魔法クラブ一員はここぞとばかりにツリガネを倒すため立ち上がったのです。

 

おジャ魔女どれみやARIAなどを手がけてきた佐藤順一が監督を手がける本作。
通称マホタイと呼ばれる、バトルありラブコメありのドタバタ魔法コメディ。
宇宙からやって来た謎の物体に、魔法クラブの面々がなんとなくノリと勢いで立ち向かうって感じの気軽に楽しんで見れてしまう作品です。

このアニメ、まずOVAとしてリリースされました。
OVAって何ぞ?って方のためにちょっと説明しておくとオリジナル・ビデオ・アニメーションの略で、テレビで放映されるアニメではなく、セルやレンタル用としてリリースされた作品のことです。

テレビアニメよりも予算を掛けて作られているので、1990年代の作品なんですが今見ても作画は綺麗です。
セーラームーンなどの作画監督をされた伊藤郁子さんがキャラクターデザインだけに、女の子たちも非常にかわいく描かれています。

OVAとしてリリースされた後は、テレビシリーズがWOWOWで放送されました。
テレビシリーズはOVAの続きの話なので、OVAを先に見ておいた方がよいでしょう。

OVAとWOWOWでの放送ということもあって、その面白さの割にはあまり知られていない本作。
個人的に思い入れの強い作品なので、一人でも多くの方に見て知って欲しいですね。

 

魔女の旅々

©白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

放送年 2020年
話数 全12話

 

幼いころ読んだ魔女の冒険譚に憧れ、自分も魔女になることを決意する少女イレイナ。
かくして彼女は史上最年少にして「魔女」の称号を手に入れたのでした。
これは気ままに旅を続ける魔女イレイナの出会いと別れの物語なのです。

 

原作は白石定規のライトノベル。

「そう、私です。」
使い勝手の良過ぎるイレイナの台詞が大好評だった本作。
作品を見たことがなくてもこの台詞は知ってるって人は多いのでは。

作品内容としてはタイトル通り、魔女イレイナが旅をしながら様々な国や土地を訪れるっていうものです。
キャラや背景の作画も綺麗で、魔法によるバトルシーンも迫力があってとても見応えがありますね。

訪れた国や出会った人々によって、物語の雰囲気がガラッと変わるのが本作の最大の特徴といえるでしょう。
良く言えばバラエティーに富んだ内容なのですが、後味の悪い結末を迎える話もちょいちょいあって割と賛否を呼びました。

良くも悪くも近年を代表する魔女アニメなのは間違いないので気になった方はぜひ見てみてください。

 

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

©森田季節・SBクリエイティブ/高原の魔女の家

放送年 2021年
話数 全12話

 

働き過ぎて過労死ししてしまったOLの相沢梓は不老不死の魔女アズサとなって異世界へ転生。
新しい世界でアズサは毎日スライムを倒してお金を稼ぎ、たまに人々のお世話をするスローライフを送ります。
そんな生活を続けているうちに、いつの間にかアズサはレベル99の最強の魔女になっていました。
その噂が広まるとアズサの生活は一転して、戦いを挑まれたり助けを求められたりする日々に。
はたしてアズサのスローライフはどうなってしまうのでしょうか?

 

原作は森田季節によるライトノベル、イラストを担当するのは紅緒。
小説家になろうで連載され、その後GAノベルで書籍化されています。

いや~このアニメ、タイトルだけで切らなくてホント良かったです。

作品の内容としては、異世界スローライフを送る魔女の元にやって来たドラゴンやエルフを倒したり助けたりするうちに、そのままみんな住み着いちゃってどんどん家族が増えていくというゆるい感じのドタバタコメディです。
どことなく天地無用!とかの90年代くらいのアニメのノリを感じてオッサンアニオタの自分は妙に懐かしい気分になるんですよね。

ほんわか癒される良アニメなので、タイトルで食わず嫌いしちゃってる人は騙されたと思って一度見てください!

 

ふらいんぐうぃっち

©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会

放送年 2016年
話数 全12話

 

「15歳になったら一人立ちをする。」という魔女のしきたりにより、見習い魔女の木幡真琴は青森の親戚の倉本家で居候をすることに。
魔法の修行もそこそこに、倉本家の人々や新しい友達と過ごす青森での緩やかな日々が始まるのでした。

 

別冊少年マガジンで連載中の石塚千尋の同名漫画をアニメ化。

本作を一言で説明するなら日常系アニメにちょっとだけ魔女要素加えましたって感じの作品でしょうか。
ほうきに乗って空を飛ぶとか使い魔が猫といった魔女としてのベタな設定を抑えつつも、作品としては魔女や魔法といった要素を前面に押し出したものではありません。

ゆったりとした日常系の話の中に少しだけ不思議な要素を混ぜてくるさじ加減が絶妙なんですよね。
派手な魔法だとかバトルみたいなのは全然無いんですが、たまにクスッと笑えたり、のんびりと見て癒されたりできる良作です。

 

おジャ魔女どれみ

©東映アニメーション

放送年
  • 1999-2000年:おジャ魔女どれみ(1期)
  • 2000-2001年:おジャ魔女どれみ♯(2期)
  • 2001-2002年:も〜っと!おジャ魔女どれみ(3期)
  • 2002-2003年:おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(4期)
話数
  • 全51話:おジャ魔女どれみ(1期)
  • 全49話:おジャ魔女どれみ♯(2期)
  • 全50話:も〜っと!おジャ魔女どれみ(3期)
  • 全51話:おジャ魔女どれみドッカ〜ン!(4期)

 

春風どれみは、たまたま訪れた魔法堂の女主人マジョリカの正体を魔女だと見破ってしまいます。
正体を見破られた魔女は呪いによって魔女ガエルになってしまうのでした。
魔女ガエルの呪いは正体を見破った者の魔法でしか解けません。
マジョリカを元の姿に戻すため、どれみは魔女見習いとなり一人前の魔女を目指すことになるのです。

 

テレビ朝日系列の日曜朝、いわゆるニチアサに放送されていた人気アニメシリーズ。
子供の頃、このアニメが大好きだったって人も多いでしょう。

けど、どれみを見てこなかった世代の方々にとっては今更こんな子供向けアニメ見るのもな~って思う方もいるのでは?
いえいえ、僕のようなオッサンが見ても面白いんですから全然大丈夫です。

このアニメが凄いのは、どれみのクラスメイト一人ひとりに細かい設定が用意されているところです。
クラスメイトたちはそれぞれが夢だったり悩みだったりを抱えています。
そんな彼らをどれみたちが魔法で手助けしたり勇気をあげたりして、どれみたち自身の成長もしっかり描かれていきます。
クラスメイトの中にはこいつイヤな奴だなぁ~って子も居るんですが、そういう子の事情もしっかり掘り下げて描かれ最終的には何だか憎めない奴になっちゃうなんてことも。
各エピソードが丁寧に作られていて、笑ったり感動したり改めて見返すと思わず考えさせられてしまう話も満載で大人でも十分過ぎるくらい楽しめると思います。

子供向けだと思ってスルーしちゃうのはホントもったいない作品ですので、ぜひ見て欲しいですね。

 

おわりに

以上、オススメの魔女アニメ紹介でした。

今回はトンガリ帽子だとかホウキに乗って空を飛ぶみたいなベタな魔女要素が楽しめる作品を中心に選んでみました。

まどか☆マギカのような魔法少女モノもまた別の機会に紹介できればなと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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