声優としてはもちろん、歌手としても大人気の宮野真守。
最近では半沢直樹にも俳優として出演していて驚きました。
本人は気さくで面白い兄ちゃんという感じですので、女性はもちろん男受けもいいのではないでしょうか。
そんな宮野さんが出演したアニメ作品って膨大にあるんですが、個人的に「この宮野真守がすごい」と思っている作品を独断と偏見で選ばせていただきました。
それでは早速行ってみましょう!
桜蘭高校ホスト部
放送年 | 2006年 |
話数 | 全26話 |
私立桜蘭学院、そこは超お金持ちの子供たちばかりが通う名門校。
その高等部に一般庶民の藤岡ハルヒは奨学特待生として入学する。
ある日ハルヒが校内で迷い込んだのは、須王環(すおう たまき)を始めとするホスト部の部室だった!
詰め寄ってくる環に圧倒されてしまい後ずさりしたハルヒは、思わず部室内にあった800万円の花瓶を割ってしまう。
庶民のハルヒには弁償できるわけもなく、ホスト部の雑用係として働かされることになってしまった。
さらに成り行きで、ホストとしてホスト部で働くことになってしまったハルヒ。
そんな中、ハルヒのある事実が発覚し、ホスト部部長の環は大いに動揺するのだった。
LaLaで連載された、葉鳥ビスコによる漫画が原作。
アニメーション制作はボンズ、監督は五十嵐卓哉。
タイトルだけ見ると女性向け?BL?って思いがちで特に男性だと抵抗を感じる人も多いかもしれません。
原作は少女漫画ですし主要キャラはほぼイケメンばかりなんで、ホモホモしい描写が全くないってことはないんでが、基本的にギャグアニメなんでオッサンの僕が見ても普通に楽しめました。
シリーズ構成が、僕が好きなエヴァンゲリオンや少女革命ウテナなどを担当された榎戸洋司さんということで、ギャグや演出のさじ加減は絶妙だと思います。
そして、このアニメで宮野さんが演じるのはホスト部の部長、須王環。
見た目はイケメン王子みたいな感じですし言動もくそウザいんですが、憎めないバカキャラという感じで、この時点ですでに現在の宮野真守の演技を確立させていたといっても過言ではないでしょう。
僕はホスト部で初めて宮野真守の名前を知ったのですが、この頃からすでに上手かったですね。
主要なキャスト陣は当時の宮野さんと比べればベテラン揃いでしたが、演技は周りに全然劣っていないどころかすごい存在感を放っていたと思います。
ちはやふる
放送年 |
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話数 |
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モデルの姉を持ちながらも残念な言動から無駄美人と校内で噂される、綾瀬千早(あやせ ちはや)。
千早には高校生活の中でどうしてもやりたいことがあった。
それは競技かるた部を設立し、仲間たちと共にかるたに思いっきり打ち込むこと。
幼馴染の真島太一(ましま たいち)との帰り道、千早は三年前のことを思い起こしていた。
小学生6年生だった千早は福井から来た転校生、綿谷新(わたや あらた)と出会う。
新には競技かるたで名人になるという夢があった。
千早はそんな新が、真剣にかるたの札を払う姿を目の当たりにして衝撃を受けるのだった。
原作はBE・LOVEで連載されている末次由紀による漫画。
アニメーション制作はマッドハウス。
この頃の宮野さんはうたプリもやってましたし、もはや超売れっ子で大活躍という感じでしたね。
そんな宮野さんがこの作品で演じるのは、主人公の千早の幼馴染で主要キャラのひとり、真島太一。
イケメンでモテまくり、学業優秀、スポーツ万能と一見すると完璧超人みたいな、ボクみたいな非モテ野郎だと全く感情移入しようがないキャラなんですが、恋心を寄せる千早には全く振り向いてもらえず、カルタの大会の肝心な場面では毎回勝てずと、しばらくはかなり不遇なキャラだったりします。
小学生時代は新をイジメていたクズ野郎だったということもあり序盤の印象はかなり悪いんですが、高校編になってからのあまりの報われなさっぷりに、気付いたら応援したくなっているでしょう。
ちはやふるという作品自体は実写映画化もされるくらいの説明不要の人気作品ですが、ハッキリ言ってアニメ版は無茶苦茶出来がよくて、各キャラクターたちの熱い演技には何度グッとこさせられたか分からないくらいです。
もちろん宮野さん演じる太一も数多くの名シーンを見せてくれますので、宮野ファンなら見ないという選択肢はないんじゃないでしょうか。
願わくば、宮野さんがまだフレッシュな高校生の声を演じれるうちに続編やってほしいですね。
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
放送年 | 2011年 |
話数 | 全25話 |
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
公式サイトより引用
5pb.から発売された同名のゲームソフトが原作。
アニメ制作はWHITE FOX、監督は若林漢二。
僕が最初に宮野真守スゲーなと思わされたのがこのアニメです。
宮野さん演じる岡部倫太郎は、最初の方こそ厨二病全開のイタい感じのキャラなんですが、話が進むにつれて仲間想いのイイ奴だったり、抗えない運命に苦悩したりと様々な側面を見せてくれます。
それこそラストの方ではあんた最高や!と叫ばずにはいられない史上最強にカッコいい厨二キャラでしょう。
このアニメ以降も宮野さんは多数の作品に出演されてますが、岡部は僕の中で未だに宮野真守の演じたキャラ不動のNo1ですね。
この作品だけで話は綺麗に完結しているんですが、続編として作られたアニメの「劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」、テレビアニメシリーズの「シュタインズ・ゲート ゼロ」という作品もあります。
劇場版の方はストーリーの展開上、岡部倫太郎の出番が少ないので宮野ファンにはやや物足りないかもしれませんが、ゼロの方ではまたカッコイイ岡部の姿が存分に見れますのでオススメです。
うーさーのその日暮らし
放送年 |
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話数 |
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原作は宇佐義大の日記風コラムサイト。
ふじのきともこのイラストにより漫画化され、アニメ化にまでいたりました。
アニメーション制作はサンジゲン、2期はライデンフィルム。
数多くのパロディや他アニメとのコラボが繰り広げられ、かなりマニアックなネタが多いので元ネタ知っていればかなり面白いというか、見た目に反して相当にカオスなアニメです。
宮野さんが演じるのはタイトルにもなっている、うーさーというキャラでウサギとハニワを交配してみたら誕生したような外見のキャラですね。
そのポップでかわいい容姿からは想像できないイケボの宮野ボイス全開でしゃべりますので、初めて見るとギャップに驚くんじゃないでしょうか。
ショートアニメで1話あたり数分で終わりますので、テキトーにゆるく見るのに最適でしょう。
ゾンビランドサガ
放送年 |
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話数 |
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いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。死して蠢く、ゾンビによって……否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”少女たちの願いは、たった一つ。「私たち、生きたい。」これは、少女達が起こす奇跡の物語(サガ)。MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesの3社が偶然にも手掛けた100%肉汁オリジナルアニメが誕生!年齢も性別も時代も超えて、びんびんに刺激する『新感覚ゾンビ系アニメ』の幕がいま上がる。
公式サイトより引用
アニメスタジオのMAPPA、ウマ娘などで有名なCygames、エイベックス・ピクチャーズによるオリジナルアニメ。
ゾンビたちを集めてアイドルユニット組ませるっていう斬新な内容のアニメで、ついにゾンビものも行きつくところまで行ったなという感じの作品ですね。
基本はギャグアニメですが、アイドルアニメとしてもよく出来ていてライブシーンはかなり気合いが入っています。
各メンバーたちの掘り下げも上手いですし、話としても笑いあり感動ありと非常に楽しめるでしょう。
宮野さんがこのアニメで演じるのは、アイドルたちをプロデュースする巽幸太郎(たつみ こうたろう)。
物語中盤くらいまでは宮野真守に自由に演じさせているだけの単なる変人キャラにしか見えないでしょうが、1期ラストの方では彼の一途な想いが判明し、かなり印象が変わるでしょう。
近年の宮野キャラを代表する存在と言っていいと思います。
おわりに
以上、独断と偏見で選んだ宮野真守が出演しているおすすめアニメでした。
ウザいけれどもここぞというときにはビシッとキメてくれるキャラを演らせると宮野真守の右に出る者はいないとあらためて思いましたね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!