2021年の夏アニメは面白くない、不作だという声もよく耳にしましたが、終わってみれば何だかんだで今期も楽しませてもらいましたね。
ということで僕が最終話まで見た夏アニメの中で、面白かった作品ランキングと好きなキャラクターランキングそれぞれのトップ5を発表していきます。
あくまでも個人的な評価ですのでそこのところご了承ください。
それでは作品ランキングから行ってみましょう。
わざわざ引っ張るほどでもないので第1位からの発表です!
【2021年夏アニメ】作品ランキング
1位 かげきしょうじょ!!
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの〈青春スポ根ストーリー〉!!
大正時代に創設され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。
その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。
“オスカル様”に憧れる、178cmの長身を持った天真爛漫な少女、渡辺さらさ。
夢も友達も、すべてに無関心な元・国民的アイドル、奈良田 愛。何もかもがバラバラな彼女たちの、希望と葛藤に満ちた音楽学校生活が今、幕を開ける──!!
引用:https://kageki-anime.com/#introduction
アニメーション制作 | PINE JAM |
キャスト | 千本木彩花、花守ゆみり、上坂すみれ、大地 葉、佐々木李子、松田利冴、松田颯水 |
紅華歌劇団でのトップスターを目指して日々奮闘する少女たちの物語。
とにかく見ていて気持ちのいい爽やか青春モノで、見る前はレヴュースタァライトみたいなミュージカル成分の強い内容を想像してたんですが、良い意味で期待を裏切られました。
プライドの高そうなキャラが多かったのでドロドロした足の引っ張り合いみたいな展開が多いかと思ってたらそんなことはなくて。
最初は性格キツいなぁって思ってたようなキャラも見終わる頃には大好きになるっていう、キャラクターの掘り下げの上手さには幾度も感心させられました。
そしてこのアニメ、OPとED共に素晴らしいんですが特に各キャラクターが歌うエンディングは必見でしたね。
中でも神回と絶賛された第8話、大地葉が演じる星野薫のソロエンディングはマジで鳥肌ものでした。
まだ秋スタートのアニメがどうなるのか分かりませんが、2021年個人的覇権レベルの作品だったのは揺るがないんじゃないかなと思います。
2位 迷宮ブラックカンパニー
「働きたくない!」
その想いから努力を重ね、不労所得で「セレブプロニート」になった二ノ宮キンジ。
死ぬまで怠惰に暮らす決意をした矢先……なんの因果か異世界転移!辿り着いたのは「迷宮が職場」の超ブラック企業だった。優雅な生活は一変し、かつて「ダンジョン」と呼ばれた鉱山でひたすら肉体労働させられ血の汗と涙を流す日々。
過酷な現場、長時間労働、低賃金。さらには上司のパワハラ、洗脳、やりがい搾取。
さんざん見下していた「社畜」ライフを送ることになってしまう。
それでもキンジは諦めない! 最高のニート生活を取り戻すため、時に手段を選ばず、時に悪知恵を駆使してしぶとく成り上がろうとするのだが……!?これは、唯我独尊な超外道青年による不撓不屈の物語。「異世界迷宮」×「ブラック企業」の社畜的ファンタジー、開幕!
引用 https://meikyubc-anime.com/#story
アニメーション制作 | SILVER LINK. |
キャスト | 小西克幸、下野 紘、久野美咲、戸田めぐみ、佐藤聡美、M・A・O、松岡禎丞 |
もはや定番と言っていい異世界モノですが、主人公の二ノ宮キンジは元の世界では成功してたのに異世界来たらブラック労働の糞環境に転落。
よくある元世界だと冴えなかったのに異世界だと人生好転するって感じとは逆パターンの展開です。
さらにキンジが異世界モノお約束の謎のチートパワーに目覚めるってこともなく、自分の能力だけで成り上がっていくっていうところが良かった!まぁもともとキンジはスペック高いんですけど。
キンジは結構ゲスな性格なので好みが別れるというか、僕も最初は好きじゃなかったんですけど回を追うごとにドンドン魅力が増していくキャラでした。
キンジ以外もクセが強いキャラクターばかりでしたが、やはり特筆すべきはプロ幼女声優こと久野美咲が演じるリムでしょう。
ただ可愛いだけじゃなく、後半の回でしっかりお姉ちゃんしてるリムの成長ぶりにはグッときましたね。
近年の異世界モノの中でもかなり面白かった作品だと思います。
3位 小林さんちのメイドラゴンS
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!
ひょんなことから小林さんちのメイドとして働くことになったドラゴン・トール。
大好きな小林さんに時々(嘘。たくさん)迷惑を掛けながらも、なんとか人間社会に溶け込み立派に(嘘。そこそこに)メイド業をこなしていた。
同じドラゴンのカンナ、ルコア、ファフニール、エルマたちも、それぞれ自分の居場所を見つけて、人間たちと異種間コミュニケーションを満喫していた。
そんなまったり、たまに激動の日々を送っていた頃。小林さんに、新たなドラゴンの脅威が襲いかかる―引用 https://maidragon.jp/2nd/story/#/introduction
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
キャスト | 田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、髙橋ミナミ、嶺内ともみ、小野大輔、中村悠一、加藤英美里 |
まぁ何よりも京アニがテレビアニメに帰って来たよっていうのが感慨深かったですね。
第1話から作画全開で京アニの復活をこれでもかと見せつけてくれるしオープニング曲もさすがfhána分かってんな~という素晴らしさ。
アニメ第2期ということでキャラクターもより深く掘り下げられていて、特にカンナのニューヨーク回は最高でした。
それでもメイドラSが3位に甘んじた理由は、どうしても新キャラのイルルの乳のデカさが受け入れられなかったんですよね・・・
けっして僕は巨乳が嫌いってわけではなくて、ルコアみたいな外見と乳のデカさが釣り合っているキャラは全然よくてむしろルコアと翔太のオネショタ最高やみたいな感じなんですが、ちょっとイルルは無理でした。
ということでイルルファンすまん。
4位 死神坊ちゃんと黒メイド
触りたい 触れない― 世界で一番、切ない両想い。
幼い頃、「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いを魔女にかけられた、貴族の「坊ちゃん」。
呪いによって周囲から拒絶されるようになった彼は、森の奥の大きな館で孤独な日々を過ごす。そんな彼に仕えるのがメイドの「アリス」。
しかしそのアリスの存在が坊ちゃんの一番の悩みの種。
なぜならアリスは日常的に逆セクハラを仕掛けてくるから……!
いつもギリギリの距離感で誘惑してくるアリスと、彼女のことが愛しいけれど手をつなぐことすら許されない坊ちゃん。
二人の純愛は、果たして実を結ぶのか…!?引用 https://bocchan-anime.com/story/
アニメーション制作 | J.C.STAFF |
キャスト | 花江夏樹、真野あゆみ、大塚芳忠、水瀬いのり、倉持若菜、神谷浩史、内田雄馬 |
作風としては割と明るいラブコメですが、呪いのせいで相手に触れられないという主人公の境遇のせいで所々せつなさがこみ上げてくるという絶妙なバランスだったと思います。
特にエンディングへの入りが良くて毎回くるものがありました。
正直、坊ちゃん役の花江くんの声がどうしても炭治郎にしか聞こえなくって最初の頃はちょいちょい気になったりもしたんですが、アリス役の真野さんはハマり役だったと思います。
ぶっちゃけ話としてはほとんど進んでなくて、そこはすでに制作決定している2期に期待というところですね。
5位 ゲッターロボ アーク
生存か。消滅か。
流拓馬と山岸獏は、埋立地のゴミの山の上に立っていた。
目の前には、上空から墜落したロボット=ゲッターD2の機体がある。
世界は荒廃していた。
19年前――。
世界は、“蟲”のような謎の敵の襲撃を受ける。
その戦いの中で、主要都市は壊滅状態に陥ってしまう。
各国は戦力をシベリアに集結させ、敵との決戦に挑んだ。
流竜馬たちの乗るゲッターロボも、その中にあった――。日本、現在。
浅間山麓にある早乙女研究所の指令室で、神隼人は戦況を見つめていた。
そうだ、戦闘はまだ続いているのだ。
その隼人のもとに報告が入る。
墜落したゲッターD2が動き出したのだ。
モニターに映った見知らぬ若者は「流拓馬」と名乗る。
あの時、ゲッターロボとともに決戦に向かった流竜馬の息子だった。
拓馬は、ゲッターD2を一気に上空へ飛ばし、敵との交戦に入った。
隼人は待機していたパイロット、カムイ・ショウに命じる。
「ゲッターアーク、出撃!」
新たなゲッターロボ、ゲッターアークの機体が大空を切り裂いていく。
ゲッターアークの戦いは、ついに始まった。
この戦いの果てに待っているのは、生存か、消滅か――。引用 https://getterrobot-arc.com/
アニメーション制作 | Bee·Media×studioA-CAT |
キャスト | 内田雄馬、向野存麿、寸石和弘、内田直哉 |
このアニメは完全なゲッターファン向けの作品ですので、スパロボぐらいでしかゲッターを知らないにわかゲッター野郎の僕にはよく分からないところが多かったのは事実。
それでもこのアニメの熱さには感化されまくって、ロボアニメ熱が再燃したりゲッターOVAを見まくったりするくらいハマりました。
この時代にゲッターロボサーガの締めくくりをこうして見ることが出来たことは感慨深いものがありましたね。
以上、作品ランキングのトップ5でした。
それでは、引き続いてキャラクターランキングを発表していきます!
【2021夏アニメ】キャラクターランキング
1位 唐可可 & 平安名すみれ 『ラブライブ!スーパースター!!』
キャラ名 | 唐可可(タン クゥクゥ)/ 平安名すみれ(へあんな すみれ) |
声優 | 唐可可:Liyuu / 平安名すみれ:ペイトン尚未 |
はい、ということで並み居る強豪たちを押しのけて見事1位に輝いたのはラブライブスーパースターからクゥクゥとグソクムシすみれコンビですね。
それこそファンから不仲だとか心配もされてましたが、僕はこの二人の関係性めっちゃ好きでしてクゥクゥの辛辣なすみれイジリも割と楽しんで見てました。
そして二人の距離が一気に縮まった第10話は神回としか言いようがなかったです。
第2期でもクゥすみ推していきたいですね。
2位 カンナ & 才川 『小林さんちのメイドラゴンS』
キャラ名 | カンナカムイ / 才川リコ(さいかわ リコ) |
声優 | カンナカムイ:長縄まりあ / 才川リコ:加藤英美里 |
惜しくも1位は逃しましたが、小林さんちのメイドラゴンSからカンナと才川のちびっこコンビは外せませんね。
メイドラ2期でもこの二人のパートは相変わらずの微笑ましさで、才川のぼへええええええが見れる度に大満足でした。
3位 小野寺先生 『かげきしょうじょ!!』
キャラ名 | 小野寺保(おのでら たもつ) |
声優 | 飛田展男 |
JKコンビ、ロリコンビからのなんだこのオッサン!?という感じですが、キャラランキング3位はかげきしょうじょ!!から小野寺先生ですね。
かげきしょうじょ!!を見ていた方ならこのオッサンがいかに素晴らしいキャラかというのは納得いただけるでしょう。
「いーじゃない!心は乙女なんだから!」の台詞で笑わせられた直後の山田への熱い説得には泣かされました。
近年ではマッドサイエンティスト系キャラを演じられることが多い飛田さんですが、この作品で飛田さんの引き出しの多さに改めて感心させられましたね。
4位 SSR鉄平 『ひぐらしのなく頃に卒』
キャラ名 | 北条鉄平(ほうじょう てっぺい) |
声優 | 宝亀克寿 |
4位はひぐらしのなく頃に卒から、みんな大好き北条鉄平です。
オッサン2連発なんですけど僕もオッサンなんでオッサンには共感しやすいのかもしれません。
ひぐらし見てない人はSSRて何やねんて思うかもしれませんが、ひぐらしって作品はループものでしてループを繰り返していく中で本来なら悪人ポジションの鉄平が、今作では良いキャラとして登場してきたんですよね。
まぁループしまくってたら鉄平ガチャの当たり世界線を引いたような感じです。
今回のひぐらしは終盤のバトル展開とか色々と批判もされてましたが、最後に鉄平の笑顔が見れたので個人的には満足でした。
鉄平の笑顔につられて僕もニッコリしちゃいましたね。
5位 キモオタさん 『かげきしょうじょ!!』
キャラ名 | 北大路幹也(きたおおじ みきや) |
声優 | 水島大宙 |
かげきしょうじょ!!から堂々のランクイン二人目はキモオタさんです。
全然ネタとかじゃなくキモオタさんは僕がこのアニメにドハマりすることになった立役者で、イイ奴ですし見た目にも親近感がわきまくりでしたしホント良いキャラでしたね。
本名が北大路幹也(きたおおじ みきや)というクソカッコイイ名前だったというオチにも笑わせてもらいました。
おわりに
以上、最終回まで見終えて面白かった2021年夏アニメ作品とお気に入りキャラクターランキングでした。
皆さん各々のランキングと比較してみていかがでしたでしょうか。
まだ見てない作品やキャラクターに少しでも興味持ってもらえるキッカケになったのなら嬉しいですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!